道擦りあうも・・・
道擦りあうも・・・
たくましきババア!
6)ババア、心配すな! =荷物持って階段に=
シンガポールのバーさん達は力が強い、足腰がしっかりしてる。 大きな重い荷物でも何無くこなす。
オイヨーっと肩にかついで行けない物でも、引きずってでも運ぶ。
又自分の物を守るすばやさは新幹線並み!
シンガポールにはFood Court(といえば聞こえはいいがで固定屋台の寄席集まり)が多く、朝食・昼食・晩飯と家で作るより外食が一般的で、生活に密着している。
一般的には食い終わったら、テーブル掃除専門のオシさんオバさんが来て片付けてくれます、その時彼らは日本では布巾といわれるもので、テーブルの上の残飯も含めて、さっとふき取るのが常ですが、この布巾、銅見ても日本では雑巾としか言えない様な代物、昨日もシンガポール大学のCanteen(Food Court)で食い終わって、ここは食器皿等を所定の棚に持っていくが、手が残飯で汚れた、ッで、目の前に有った古い雑巾の様な、布巾で拭こうと手を伸ばしたら、「さっ!」と無くなった、と棚の向こうを見ると、ババアが取られてなるもんかと引っ張って俺を睨んでる! おー、っこわ! 早い、ホンとにさっと無くなると言うか守備が堅い! しかし俺も負けずに「要るけーそんな雑巾みたいなもの!」ッと睨み返しておいた!
そんな感心をしながら、帰る時、道の反対側に行く陸橋が良く有るが、その一つを上がって降りる時、これもオバサン、大きなずた袋を2つ両手に、持つというより、引きずっている。 そいでナンと階段に一歩足を掛け、右の袋を引き釣り上げ、ついで左を、そいで一歩上がって又同様に、ひきづり上げてる。 しわくちゃオッパイが上から覗けるくらいだが、そんな色気もものともせず必死にやっている!
いくらババアとは言っても、やはりここは、何もしないで行き違い遣り過ごすのも何かと思うわな!
ッで、「Hi」って手を出して、いやいや手伝ってあげようとした時、な、なんと、その二つのずた袋を信じられないくらいの素早さで小柄なババア、その後ろにひきづり回したね、その時の構えは「宮本武蔵の二刀流並みの構え」完全に形になっている、足腰の位置といい構えといい、武蔵が居たら「ぬぬ・・・おぬしやるな!」ッて言ったかどうか!
俺も、その気配に、はっとして立ち退いたが、しかし、人の親切(といってもいやいやだったが)をなんてこっちゃと、ババアだからことさら睨むまでもなく、「ババア心配すな、ワシャあんたのものには興味ない」と心で怒鳴って行き違った。 が、後で考えたら、あのような年代、我々の時代もそうだったが、親切ごかしの置き引き、持ってあげましょと言ってそのまま居なくなるやからが多かったんでしょう、自然と身についた護身術と云う考えに至って、なるほどと納得!
Singaporeは先進国の仲間入りといっても未だ今年で国が起こってまだ40周年、60歳代なら、苦労も多かったこっちゃろう!
こういう剛のオバサンは、今じゃ、ずいぶん少なくなったが、以前の日本にもずいぶん居ましたよね~!! 天下茶屋と言う地域があって俺のオバさんが住んでいたので良く行った事があるが、このようなオバさんがうようよ居たのを思い出した!
通勤の一駒から!
後れを取った爺より、
2006年6月26日月曜日
やはり天動説や! 夢が有るのが天動説!
やはり、地球の周りを星が回ってる!
そうだとしたら、夢が膨らむ! そんな気がする私です!